Raspberry Pi 2 / 3 向け CentOS 7 RT Kernel の評価@Kernel 4.14.59

Raspberry Pi 財団の Github で、珍しく Kernel [rpi-4.14.y], [rpi-4.14.y-rt] ブランチと Firmware のコミットにおいて、Kernel バージョンが全部一致したので、Raspberry Pi 向け CentOS 用 Real-Time Kernel を検証してみた。

■テスト手法とか
基本的には初回と同様に実施。

■Cyclictest を使って実際にテスト
・Cyclictest の実行
次のように実行。
なお、出力結果をリダイレクトで残して後程集計に使った。
 Priority 90
 Interval 200
 Loops 50000
で設定。

# cyclictest -p 90 -m -c 0 -i 200 -n -v -q -l 50000 > `uname -r`_tuned.log

・測定結果
Kernel 4.14.34 + チューニング
 T: 0 ( 1015) P:90 I:200 C:50000 Min:5 Act:7 Avg:7 Max:28
Kernel 4.14.59 + チューニング
 T: 0 ( 835) P:90 I:200 C:50000 Min:6 Act:7 Avg:7 Max:16
Real-Time Kernel 4.14.34-rt27 + チューニング
 T: 0 ( 1051) P:90 I:200 C:50000 Min:7 Act:9 Avg:9 Max:24
Real-Time Kernel 4.14.59-rt37 + チューニング
 T: 0 ( 1085) P:90 I:200 C:50000 Min:8 Act:9 Avg:8 Max:16

■実行結果を絵にしてみた
・レイテンシー分布図
レイテンシー分布図
4.14.34 の時と比べると、4.14.59 は通常版も RT-Kernel も両方いい感じに収束している。

・レイテンシーサマリ
レイテンシーサマリ
4.14.34 の時よりも収束がかなり良くなっており、過去最高に安定した RT 性能と思っている 4.9.76 よりもいい値が出てる。

・レイテンシーサマリ拡大
レイテンシーサマリ拡大
拡大してみても、4.14.59-rt は、あまりぶれが発生しておらず、安定したレスポンスが得れそう。

■感想
前回評価した 4.14.34-rt27 がボロボロだった代わりに、今回評価した 4.14.59-rt37 は非常にすばらしい結果だった。
4.14 系が安定してきているということだろう・w・b

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