Raspberry Pi 2 / 3 向け CentOS 7 RT Kernel の評価@Kernel 4.14.34

手元に Raspberry Pi 3 Model B+ が届いた記念に、Raspberry Pi 向け CentOS 用 Real-Time Kernel を検証してみた。

■テスト手法とか
基本的には初回と同様に実施。

■Cyclictest を使って実際にテスト
・Cyclictest の実行
次のように実行。
なお、出力結果をリダイレクトで残して後程集計に使った。
 Priority 90
 Interval 200
 Loops 50000
で設定。

# cyclictest -p 90 -m -c 0 -i 200 -n -v -q -l 50000 > `uname -r`_tuned.log

・測定結果
Kernel 4.14.27 + チューニング
 T: 0 ( 930) P:90 I:200 C:50000 Min:5 Act:6 Avg:7 Max:15
Kernel 4.14.34 + チューニング
 T: 0 ( 1015) P:90 I:200 C:50000 Min:5 Act:7 Avg:7 Max:28
Real-Time Kernel 4.14.27 + チューニング
 T: 0 ( 863) P:90 I:200 C:50000 Min:7 Act:8 Avg:7 Max:16
Real-Time Kernel 4.14.34 + チューニング
 T: 0 ( 1051) P:90 I:200 C:50000 Min:7 Act:9 Avg:9 Max:24

■実行結果を絵にしてみた
・レイテンシー分布図
レイテンシー分布図
4.14.27 の時と比べると、4.14.34 も同じくばらつきが多い気がする。むしろ悪化してる。
まだまだ荒削りな印象が見受けられた。

・レイテンシーサマリ
レイテンシーサマリ
4.14.27 の時よりも収束が悪くなっており、これダメなのでは。

・レイテンシーサマリ拡大
レイテンシーサマリ拡大
Real-Time 性能的には、4.14.27 と比べると、4.14.34 のほうはもっとダメという印象。

■感想
RT27 だけどここまで酷いとなると、Raspberry Pi 財団が出している Kernel-RT は微妙なのでは。
ほんとひどい。

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