Raspberry Pi 2 / 3 向け CentOS 7 RT Kernel の評価@Kernel 4.14.27

CentOS SIG の AltArch-Arm32 にて RaspberryPi 2/3 向けの Kernel 4.14.X がビルドされた記念に、Raspberry Pi 向け CentOS 用 Real-Time Kernel を検証してみた。

■テスト手法とか
基本的には初回と同様に実施。

■Cyclictest を使って実際にテスト
・Cyclictest の実行
次のように実行。
なお、出力結果をリダイレクトで残して後程集計に使った。
 Priority 90
 Interval 200
 Loops 50000
で設定。

# cyclictest -p 90 -m -c 0 -i 200 -n -v -q -l 50000 > `uname -r`_tuned.log

・測定結果
Kernel 4.9.76 + チューニング
 T: 0 ( 898) P:90 I:200 C:50000 Min:5 Act:5 Avg:5 Max:18
Kernel 4.14.27 + チューニング
 T: 0 ( 930) P:90 I:200 C:50000 Min:5 Act:6 Avg:7 Max:15
Real-Time Kernel 4.9.76 + チューニング
 T: 0 ( 1045) P:90 I:200 C:50000 Min:7 Act:7 Avg:7 Max:13
Real-Time Kernel 4.14.27 + チューニング
 T: 0 ( 863) P:90 I:200 C:50000 Min:7 Act:8 Avg:7 Max:16

■実行結果を絵にしてみた
・レイテンシー分布図
レイテンシー分布図
4.9.76 の時と比べると、4.14.27 のほうはちょっとばらついているように見える。
まだまだ荒削りな印象が見受けられた。

・レイテンシーサマリ
レイテンシーサマリ
4.9.76 の時よりも収束がよくなって尖がったグラフになってるが、少し応答速度が遅くなってる様子。1ms くらい誤差だけど()

・レイテンシーサマリ拡大
レイテンシーサマリ拡大
Real-Time 性能的には、4.9.76 と比べると、4.14.27 のほうはまだ微妙という印象。
RT61 と RT21 だし、これからに期待かな。

■感想
これからに期待・w・

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